SAP ERPは1972年ドイツで開発されました。
SAPジャパン株式会社は1992年に設立されました。
SAP ERPは1972年ドイツで開発されました。
SAPジャパン株式会社は1992年に設立されました。
国産パッケージとの違い
今日では主流になったクライアントサーバー型に移行する先駆けとなりました。
ユーザーが欲しい情報を欲しいときに見ることができるという考え方です。
SAP ERPは例えば、営業販売関連をSD、物流、購買、在庫関連をMM、会計をFI、生産管理をPPというように様々なモジュールから構成されています。それらSD、MM、PP、FIといったモジュールのデータベースを一本化する努力を続けています。
統合データベースの必要十分条件としてすべてのデータ項目を統一して正規化する必要があります。例えば自社工場で生産したアイテムは工場からみれば出庫ですが倉庫からみれば入庫になります。また、工場の経費は原価かもしれません。このように会社のそれぞれの部署で使われている言葉は全社的な視点で統一される必要があります。
上記2)3)のいわば制約の上にSAP ERPのアプリケーションは造られています。
結果としてすべてのデータは同じ時間軸を持つことになります。
リアルタイムという表現のもとになっています。
以上の特徴は現在においても世界で最も完成度が高いデータベースといえます。
本来国産パッケージは統合型データベースを目的にしていないともいえます。
SAP ERPはカスタマイズするパートナーの経験や技術力はもちろんのこと、パートナー自身が育んできた思想や考え方が反映されるため、カスタマイズの品質によってユーザー品質も大きく変わります。
個々にデータベースが独立している場合は業務連携を担保するためにその要件ごとにプログラムで繋ぐ必要があります。それに対して、統合型データベースではすでに連携がデータベース内で保証されていることになります。これらは業務の連携や進捗の共有を意味しており、業務の標準化や改革を進める上で必要不可欠な機能になっております。
一方で日々変わる会社環境や社内事情にあわせて統合データベースでない環境下で連携プログラムを変更、作成していくことは、都度大きな予算と期間を必要とします。
データ項目の統合と正規化によって、データベース内のデータの錯綜がないことになり、必要なデータをみることが保証されています。
以上の2点から「見える化」は統合データベースとデータ項目、正規化の最大のメリットといえます。その自由度や拡張性はSAP ERP独自のものと言われる所以です。
多くのメリットが上げられますがその最大の利点は業務の進捗管理です。
以上に述べたSAP ERPデータベースの特徴から総合的な結果として管理会計は次のような特徴をもちます。
以上は一例に過ぎませんので、詳しくはお問い合わせください。
SAP ERPは統合データベースと正規化されたデータ項目から構成されていますので、以下の様なことがらに十分な理解が必要です。
以上の様なことがらが従来型のコンピューターシステムや個別独立型データベースを持つような、たとえば国産をはじめとする他のパッケージソフトと大きく異なる点です。
SAPグループ及びSAPジャパン社について、ご説明します。