現状の業務を網羅的に緻密に分析して、漏れなく整理・整頓、標準化して、EasyOneに移行します。つまり、現状の事業活動全体を安全に移行する為の設計です。
基本設計からプロトタイプ(試作)の評価を共に進めます。試作を経験して気がつくことも多いからです。実業務レベルの完成度のプロトタイプを構築します。プロジェクトの早い段階において実機で業務検証を行うことで、早期にシステムが完成し、業務移行や定着化に注力した安全なプロジェクト推進が可能になります。
プロトタイプの評価の早い段階から教育を進めます。使いやすい、分かりやすいことも評価の対象です。カットオーバー直前になって使い方の説明を受けても定着には遠い状況であり、混乱のもととなります。混乱の無い、スムーズな本番稼働を実現する為に、プロジェクトの初期の段階から教育を開始し、定着化に十分な時間をかけます。教育科目は受注、入出庫、生産、会計等の入力だけにとどまらず、進捗の確認、事故、取消訂正、決算等の科目にも及びます。教育計画に基づいてお客様と共に進めていきます。
マスタ項目と取引データ(トランザクションデータ)、在庫の移行を共に行います。
特にSAP ERPのマスタは、SAP ERPが統合型ERPであるためレガシーのマスタ項目とは異なる場合がありますので注意が必要です。
マスタの整備不足も代表的なプロジェクト失敗要因です。IPSではプロジェクト初期段階(プロタイプ検証前)に第1回目の全件移行を実施し、繰り返し移行・検証を行い精度アップを確実に図るサービスを提供しております。
システム基本設計から導入、チューニング、稼働まで責任を持って推進します。またホスティングの場合は計画、準備から契約、データの移行、稼働までご支援します。